幼少の記憶
思い出したこと。
子供の頃。
雪がたくさん積もったある冬の日。
祖母の家の広間で、母と姉と私の3人で炬燵に入っている。
でも猫が先に入って温まっていた。
先住民。三毛猫の、みぃちゃん
炬燵布団の色が赤とオレンジの花柄ような、綺麗な柄だった。
みかんを食べた。甘くて美味しい。
いつも2、3個は普通にペロリと平らげる。
母は横になり、スヤスヤ眠っている。
私と姉はそれぞれで自由に遊んでいる。
急に思い出した情景。
胸が締め付けられるくらい、懐かしい。
あの雪深い日の祖母の家。
今日、天国へ行ってしまった祖母。
あの頃にはもう戻れないと思うと物凄く胸が締め付けられる。
でもこうして思い出して懐かしみ、あたたかい気持ちになれることは、とても幸せだと思う。